Dancer in the Dark
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 2001/06/21
- メディア: DVD
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〜あらすじ〜
チェコからアメリカの小さな町へと移住してきたセルマ。決して裕福ではないが、息子のジーンや優しい友人たちに囲まれて幸せに暮らしていた。
しかし友人の一人であるビルに手術代を盗まれてしまい...
私は昔から映画が好きで年間100本ほどの映画を観ているのですが、これほど泣いた作品は初めてでした。
開始20分からラストまで泣き続けました。
先に言っておくと、この作品はミュージカルです。しかし主人公セルマの空想シーンとして歌が始まるため、歌のシーンは少ないし、不自然な入り方はしていないと思います。ミュージカル映画が苦手な方でも観られるのではないでしょうか、多分。
何よりセルマ役のビョークの歌声が素晴らしい!独特な歌い方と声で圧倒されました!
もう1つ素晴らしい点が、ハンディカムでの撮影方法です!固定カメラでは表現できない荒々しさと日常感を上手く表現できています。(画面が揺れるので多少酔う方もいらっしゃるかもしれないですが…)固定カメラを使っていたらこの作品に対する評価も大きく変わってきたのではないかと思います。
この作品は、賛否がはっきり分かれる作品だと思います。好きな人は大好きやけど、嫌いな人は嫌悪感しかないかも。
というのも全くといって「救いがない」からです。工場での仕事に内職と、ジーンの手術代のために一生懸命働くセルマ。そんな強くて優しい彼女に度重なる試練が訪れます。観ていて胸が締め付けられました。
空想の中のミュージカルシーンがこの映画で唯一の光とも言えます。
ハッピーエンドが好きな方は絶対に観ない方がいいです!!丸3日は病みます!!
でもそれ以外の方は絶対に観た方がいいです!!名作です!!
私は素敵な作品に出会えて今すごく幸せです。この映画を観ずして映画好きを語ってごめんなさい。反省。
皆様もよかったら手に取ってみて頂ければと思います。
(あとは自己判断でお願いします。責任は取りかねますので。)